XY全国ダブル シーズン5&6レート2000越え構築 通称「老害スタン」

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実質的に最初の更新となります。
もうXY環境でのダブルバトルをすることはほとんどないでしょう…
ということで、XYシーズン5とシーズン6の「ダブルバトル」レギュレーションにて使用した構築を公開します。
かなりの長文となってしまいますがよろしければ最後までお読みいただけると幸いです。
カメックス
ファイアロー
rando
ローブシン
ナットレイ
ボルトロス

戦績は
シーズン5が勝ち152-負け69でレート2010、勝率は68%くらい?
シーズン6が勝ち151-負け56でレート2011 勝率73%ほど
レート以外では
XY大感謝祭(ばけらったさん主催のネット大会)4-1で予選抜け、準々決勝で敗退しベスト8

でした
この恐ろしく顔面平均種族値の低いPTは見ての通りカメアロー構築ですが、細かいところでテンプレからは微妙にはずした感じの構築になっていると思います。

この構築で一番優先して考えたことが、シーズン4あたりから激増したいわゆる「ダブルレート民スタン」ガルーラニンフィア、クレセドラン、ボルトランドの構築のメタです。
シーズン4にて僕はこの手のPTにそれまで使っていたPTではまったく歯が立たず負けが込みまくり、、まさかのレート1800切りという大敗北を喫しました。

そんな折とあるプレイヤーの話で「ローブシンでS振って珠どくづきでやられる前にニンフィアをこっちから殺ればいいんじゃね?」みたいな話を小耳に挟みました。
ニンフィアを潰した上でボルトランドガルーラに対して打点を持つとなれば上記のレート民スタンのほとんどのメンバーに勝てるポケモンになれるのではないか?そう思った僕はこのAS珠ローブシンを活かすためにどのような構築が適しているかを考えました。
その結果、思い浮かんだのがクレセドランに非常に有利なメガカメックスというポケモンでした。
メガカメックスとS振りローブシンをエースとして運用できるPT…となれば、追い風ファイアローによるサポートは必須だろうという考えにもすぐに至りました。
ここまで考えて弱点として浮かんだのが電気の一貫性、そして初速の遅さです。
そこで補完として組み込まれたのがおなじみダブル最強の地面タイプ、スカーフランドロス(霊獣)です。その後は水タイプへの耐性が必要と考えナットレイが組み込まれ、さらなる水への圧力+ファイアローに次ぐS操作要員としてボルトロスが加わって一通りPTとしての完成を見るに至りました。
長々と書きましたが、このPTはカメアローを組もうとしてできたというよりはローブシンにカメアローが適合したという形です。では個別解説に移ります。


カメックス@カメックスナイト
しおふき はどうだん あくのはどう まもる
175-×-127-140-126-112(164-0-52-180-4-108)
追い風下でメガプテラ抜き(ほんとの狙いはスカーフいじランド抜き)
メガガルーラのいじっぱり捨身耐え
火力的にはHクレセをあくのはどうで確定2程度ですかね、残飯お盆が多いんで実質的に乱数2~確3ですが

このPTの攻めの要 選出はほぼ毎回してます。
おいかぜ潮吹きによる相手PTへの圧力は素晴らしく、クレセドランへの圧力やガルーラへの打点、環境的に水耐性が薄いPTが多かったのも相まって非常に強力でした。
まもるの枠は前はねこだましでしたが打つ機会がほとんどなくかなり腐っていたのでシーズン6からはまもるで運用しました。
結果まもるでよかったと思う場面が非常に多く、逆にねこだましでよかったような場面はまったくといっていいほどなかったので変えて正解でした。
ダブルのメガカメックスはこれが結論的技構成なんじゃないかと思います。
Sは低レートのメガプテラに雪崩クソゲーされてからキレてこの調整にしました。


ローブシン@いのちのたま 特性ちからずく
ドレインパンチ れいとうパンチ どくづき まもる
189-199-125-×-86-90(68-164-76-0-4-196)
ガルーラいじ捨て身耐え
追い風でS111抜き
ドレパンで181-120ガルーラ確定1
どくづきでニンフィア余裕の確1 204-102マリルリは87%の乱数1
いじランドの地震(ダブルダメ)確定3

このPTの真の主役…のはずがシーズン6後半は選出機会減ってました。
ガルニンフィア入りに対しては迷わず初手で出します。隣にランドやボルトなど猫だましを呼びやすいポケモンを配置してこいつは迷わずニンフィア方向にどくづきを放ちます。
たいていの場合引かれませんし先手はとれるのでそのまま殴り倒せます。
ニンフィア倒すと後ろのカメックスがだいぶ動きやすくなるのでそこからは追い風や電磁波展開して上とって無双、というのがこのPTの基本です。
毒殺したニンフィアは数知れず…一方で抜かれてハイボで虐殺されたことも数回ほど。
カメックスと並んでこのPT最大級の功労者です。マッパのないブシンを使うのは初めてでしたが上手く回せたと思います…がほしい場面もちょくちょくあったので入れるならドレパン抜きですかね。
努力値については耐久調整がいきる場面もなくはなかったですが思い切ってAS極振りでもよかったかもしれませんね。


ファイアロー@あおぞらプレート 特性はやてのつばさ
ブレイブバード フレアドライブ おいかぜ まもる
ただの陽気ASなんで調整は省きます

S操作要員その1兼バレルへの打点。
構築上かなりモロバレルが重いため、バレル入りに対しては選出をせざるを得ませんでした。
珠はブシンが持ってるためやむをえずプレート持ちに。飛行ジュエルください
4つ目の技枠はシーズン6途中まではファスガで運用していましたが、戦っていくうちにその必要性に疑問を持ち、まもるに変えました。
まもるにしたことにより立ち回りに余裕ができ、アローを温存することによって拾えた勝ちもかなりあったので変えて正解だったとは思いますが、ファスガはファスガでダブルレート最上位で流行っていたエルゲンへの対抗手段やカメックスを先制技から守るための盾となりますのでカメのねこだましよりは悩みどころです。
上からS操作技を打てるので戦術の安定感が非常に高く、改めてこの特性の恐ろしさを思い知りました。


ランドロス@こだわりスカーフ 特性いかく
じしん いわなだれ とんぼがえり ばかぢから
ただの意地っ張りASなんで調整は(ry

PT補完のスペシャリスト。主に対電気タイプ、対アローの枠として投入しました。
エルゲンテラキみたいなPTにはアローとともに初手から出していき、おいかぜ運用で上を取られないように動かします。
いわなだれの枠はシーズン6の途中まではストーンエッジでしたがだんだんボルトやサンダーをこいつで仕留める機会がなくなっていたので存在意義に疑問を覚え、怯みも狙えて範囲攻撃でもあるいわなだれにチェンジしました。変えてからは雪崩ととんぼを打つマシーンと化しました。後述のボルトと合わせてまひるみも狙えたのでいわなだれに変えて正解だったと思います。
ポケモンは積極的に相手の上をとって有利に展開していくゲームであると痛感しました。
いじっぱりばかぢからは打ったところでガルーラは大概耐えてきますし、だったらいっそミラーで怯ませ合戦に負けにくくなる陽気でいいんじゃないかなとも思いました。(あとメガプテラ抜ける


ナットレイ@ラムのみ 特性てつのトゲ
パワーウィップ ジャイロボール はたきおとす まもる
ただの勇敢最遅HAなんで(ry

水耐性の強化プラス鋼枠としての投入。
カメアローは電気と水の一環を抑えるためにランドロスとモロバレルを加えたものが基本形ですが、僕は環境に一定数存在し続ける水ロトムへの遂行速度を優先してナットレイを投入することにしました。
努力値はなんらかの調整をするべきか迷いましたが少しでもロトムを落としやすくするために結局A極振りとしました。
耐久降らなくて困るような場面は意外なほど少なく、
それよりも攻撃を重点的に上げたことによりガルーラにジャイロボールで致命傷を与えたり、ASランドロスに威嚇込でジャイロボールを打つことで半分近く削れたり、耐久に振ってないメガゲンガーを一撃で落せたり(耐久無振り個体をちょうど確定一発)
といった感じで収穫の方が大きかったりしました。
はたきおとすは初めはやどりぎのたねとなっていましたが、PTの性質上ほとんど受けまわさず対面重視であるこの構築には合わないと早々に判断してこちらに変えました。
Sの関係でギルガルドには後攻でうつことができ、H252振りのブレードフォルムは確定1発で落とせます。その他受けに出てくるヒードランあたりに当てるとちょっと気持ち良かったりします。


ボルトロス@オボンのみ
10まんボルト でんじは あまごい まもる
176-×-91-146-145-140(180-0-4-4-252-68)
Sをドーブル抜き、残りをHDへ
バトルレジェンドで使った個体を流用してるので耐久面は正直よくわからんです

第2のS操作要員。アローを出しづらいPT、電磁波の一貫性が強そうなPTに対してはアローの代わりに出して代わりに電磁波でS操作をしカメックスが動けるよう場づくりをします。
またそれだけではなく、あまごいによってカメックスのサポートをしたり、構築全体で重いリザードンYに対する立ち回りをやりやすくしたりなどといった仕事も任せています。最初この枠は挑発でしたが打つ機会がなかったのでPT間のシナジーを強めるためにあまごいにしました。
シーズン終盤の試合では役に立つことが多かったです。
守るは集中攻撃を呼びやすいこのポケモンだからこそ要所要所で使用することで莫大なアドバンテージを得られたため、自分の中ではもはや外すことのできない技となりました。


・総合的な評価
PT内での地面タイプ無効ポケモンは3体
岩タイプ半減ポケモンが2体
フェアリー半減ポケモンが2体
威嚇ポケモンが1体
ガルーラへの打点を持つポケモンが3体
S操作要員は2体、さらにどちらも優先度+1で放つことができる
範囲攻撃技は3種類
守るもちは5体
命中不安技は85が一つ、90が一つの計2つだけ

自分の中で明確な基準を設けているわけではないですが、
こうしてダブル環境で重要だと思える事項についてまとめてみるとこのPTにはレートでのPT運用を安定させるための要素は十分にそろっていたように思えます。
そのうえでシーズン5以降の水耐性が薄いPTばかりの環境にはカメックスの範囲攻撃がとことん刺さり、カメックスへの攻撃を阻んでくるニンフィアやマリルリは先にローブシンで吹き飛ばすという具合でXY末期のダブルレート環境にとことん刺さっていたことが、このPTで2シーズン連続レート2000超え達成という結果を導き出せたのではないかと思います。
もちろんこの構築も苦手な相手は存在しています。それはクチートやサーナイトといったローブシンで手出しできない、あるいは非常にしづらいポケモンを主軸としたPTです。
このPTは炎打点が極端に不足しており、範囲攻撃を防ぐ手段もないためこれらのポケモンに対しては立ち回りを著しく制限され(ほとんどがカメックスやナットレイでのゴリ押し)思うようにPTを動かせないことが多かったです。
幸いガルーラだらけのシーズン5以降のダブルレートではこうしたPTとの遭遇回数は少なめで済んだため、やはり環境によって助けられていた部分は少なくはないですね。


・最後に
この構築の完成は僕一人で達成できたものではありません。
まず構築の原型となったカメアローという形のPTは既にテンプレがありますし、どくづきローブシンというアイデアも他人の発想を借りたに過ぎません。
それに、一通り完成した後も何度か改善をしなければならないときはありましたし、その都度某氏の助言を得てPTをよりよいものとすることができたということもありました。(この人には同じPTをオフやレートで実戦運用してもらったりということもありました。)
そもそも、僕がメガカメックスを使ったPTを組もうと思った理由は、スランプだった時期とある方にメガカメックス軸のPTで完膚なきまでに叩きのめされたことです。
あのときの敗北があったからこそこの構築を作ることができた、とも僕は思っています。
僕一人ではなくたくさんの方々、とくに後半部分で述べた2名の方には本当に感謝しています。
XY環境も終わり、対戦環境はORASへと移行していきます。ORASではさらなる精進を目指し、よりいっそうポケモンというゲームを楽しもうと思っています。

ずいぶんと長くなってしまいましたが、これで僕の言いたいことはひとまず終わりです。それでは!
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